【孤独】読んだらちょっと前向きになれた漫画知ってほしい【へとへと】
こんにちは。読んでくれてありがとうございます。
気力ゼロ。体力2くらいの時に読んで下さい。
読んだらなんかちょっとだけ元気が出た漫画知ってほしい。
結論から知りたい方、目次で飛んでください
はじめに
どちら様にもそんな時があるんだと思います。
一日はあはあ溜息ついちゃたり。
何をするでもなくぼーっとしたり。
と思っちゃう時だってありますよねぇ。あたいはあります。
やっぱり健全な精神は健全な肉体に宿ると言いますので、身も心も疲れた時はまず身の方を休める事が大切です。眠れなくてもとにかく果物を食ってゴロゴロする。
体力が2ぐらい回復したら本や動画で気分転換してみてはいかがでしょうか。
そしてもうちょっと回復したら森林浴に出かけましょ。
読んだらちょっと前向きになれた漫画知ってほしい
一つ【共に頑張ろうっ】モンちゃんと私【ミキちゃんっ】
『俺、つしま』(公式サイト)の映像化が記憶に新しい、兄妹ユニット「おぷうのきょうだい」が贈る愛と冒険の猫漫画。
元々『俺、つしま』は大好きだったので、モンちゃんと私も存在は知っていたのですが、今年2022年の夏が終わる頃でしたかね、職場で新型コロナウイルスが大流行していまして、なぜかあたいは感染しなかったため、休んでいる人の分、出勤日が大幅に増えてしまったんですね。他にも色々なんか面倒なことが重なって、コロナではないけど体調もいまいち。
そんなある日の出勤前
とベッドでゴロゴロしながらスマホを眺め、たどり着いたのがこの作品『モンちゃんと私』女子SPA!というwebメディアで連載されていたのです。
※現在(2023年6月)ビッグコミック(小学館)にて連載中。
まず登場する猫達が可愛すぎる。可愛いなんてもんじゃない。
本当に可愛すぎる。本当にこの仔達の表情は癒しです。
そして「モンちゃんと私」の私。みきちゃんという死んだように生きる女性。
安月給の派遣社員で、家には働かないDV彼氏。本当に不幸の塊のようなこの女性が猫達と暮らすようになって、少しずつ前を向いていく、今まだその道の途中(2022年11月現在)。
※【追記】2023年初め「モンちゃんと私」はwebでの連載は一旦終了しました。
お話自体は続くそうで今はワクワク続報を待っているところです(2023年4月現在)
【追記】2023年6月ビッグコミック(小学館)にて連載開始
このみきちゃんが、出勤前のあたいの背中をちょっと優しく押してくれたというか、柄にもなく、みきちゃんも頑張っているんだから、あたいも・・・・と本当にそう思えました。
無料で公開されている点も魅力の一つでしたが、現在有料でビッグコミック(小学館)を購入してでも読む価値ありです。ちなみにモンちゃんと私が連載されていた女子SPA!もなかなか面白いです😏
一つ【悲しみって】こころのナース夜野さん【循環してるの?】
取材に基づくリアルな心理状態
水谷緑先生@mizutanimidoriによる医療機関や患者様への丁寧な取材を基にしたフィクションです。文字通り精神科にお勤めしている看護師、夜野(よるの)さんのお話です。
誰にでも疲れているのに眠れぬ夜があるかと思います。
あたいはそんな夜、無料で公開されている漫画を探し漁っているのですが。
そんな夜にこの作品を知りました。とても丁寧に取材を重ねられた作品である事が伝わってきて、本当にのめり込むように読みました。
何らかの精神疾患を持つ人に向き合う先生や介護士の方が、自らの心のケアをどうしているかというお話を読んでいる時に。悲しみや怒りって色んな人のところを行ったり来たりぐるぐる循環していて、自分はすっきりした分相手がその感情を抱えてしまっている事があるのかなって思いました。各自悲しみの滞在時間が長くならないようにケアしてあげないと、自分でも知らないうちに修復が難しいくらい心が傷ついている事があるんですね、現代人は皆気を付けたいですね。
水谷緑先生は精神医療に興味を持ったきっかけとして、電車の中で男性が身体を押してきたのでひじ打ちをしてしまった。普段ならそんな事しないのに、自分のその行動にびっくりして、もしかして自分の心が病んでいるのでは?と思ったエピソードを語られています。
あたいこれすごくよくわかる気がします。
暴力を肯定する気は1ミリもないのですが
でも凶悪な事件を起こした犯罪者も、学校でクラスメイトに嫌がらせをしている学生も、幸せだったら絶対そんな事してないよな、どんだけか辛い思いしてきたんだろうなって。
そうやって不幸が不幸を呼んでしまう。心が荒んでいる時に他人に優しくするのは難しいですよね。
内観のススメ
あたいは悲しみを抱えても爆発してしまわない方法の1つに「内観」をおススメしています。というより内観ができる事は成熟している大人の証拠だと思います。
内観とは自分の精神状態を自分で観察する事です。仏教用語でもあります。
例えば
・嬉しい事があった時
・悲しい事があった時
こんな感じです。
“こころのナース夜野さん”は様々な精神疾患を抱えた患者さんと、それに向き合う医療者の話ですが、夜野さんがたんたんと自分や他の登場人物の感情を解析していく描写が多く見られ、内観の練習になるなぁって思いました。
自分の心も相手の心も落ち着いて解析する事ができたら、少なくとも悲しみで押しつぶされてしまったり、怒りで大爆発っは回避できる気がしてます。
できるだけ安く読むには
本って高いですよね😥部屋が本だらけになるのを回避するためダウンロード版にしたいけど高くて読みたいの全てダウンロードしてたら・・・・
●という事であたいは古本をネットで購入して、読み終わったら売ってます。
ひたすら。ネットオフ 日本最大級のオンライン書店 書籍在庫100万冊!
今は自宅にいながら古本やゲームを売る事ができるので本当に楽です。事前に申し込んだら段ボールももらえるんですよ。
あたいはネット通販ヘビーユーザーなので、常に家が段ボールで溢れかえっているのですが。月に2回の段ボール収集日に全ての段ボールを捨てた後に限って
って気分になって本当にこの段ボールプレゼントに助けられた事があるんですよ。
●安く漫画を読む方法として、コミックレンタルにも挑戦しました。
1冊115円14泊15日DMMコミックレンタル。これなら読んだら返却するので家が本だらけになる現象も避けられますし、たぶん休みの日なら10冊くらい読めちゃうのでこりゃいいっ。ずっと手元に残しておきたい巻や、特定の作品は購入、とりあえず1回読みたいってやつはレンタルと使い分けるのも良いですね。
一つ【なんだろう】サチのお寺ご飯【この街に住みたい】
この街に住みたくて
こちらの作品も、眠れぬ夜に無料で読める漫画を探し漁っている時に出会いました。
原作はかねもりあやみ先生、そしてあの「孤独のグルメ」の原作者、久住昌之先生が原案協力、さらに精進料理のレシピ本「お寺ごはん」の著者で現役のお坊さんである青江覚峰先生がレシピを提供している最高傑作です。
この作品をほんの数話読んだだけで決めたんですあたい。
この街に住む。
登場するお寺は都会の中にあるお寺。若いのに懐の深い住職様がいつでも人々を暖かくを迎えてくれます。いやマジであたいこの作品をちょっと読んで直ぐに検索しました。
「お寺」「住みたい」
「お寺」「欲しい」
身体に良い自傷行為
何をやってもうまくいかない、サチうすサっちゃんがお寺の仲間やお寺の料理に出会い、少しずつ前を向いて成長していく物語。自分よりできの良い同僚と自分を比べて「自分なんてっ」という気持ちになってしまったり、仲間だと思っていた友達に彼氏ができて、心から祝えないどころか、悲しい気持ちになってしまったり、誰にでもある事なんじゃないかな、と思います。人間はそういう愚かなものですよ、と受け入れたうえでちょこちょこ挿入される住職様のお説法がまた良いんです。
そして何より食事が美味しそうっ。丁寧に作られた精進料理でサっちゃんは元気を取り戻していきます。辛いことがあった時って、食べられなくなってしまったり、逆にジャンクフードドカ食いのやけ酒してしまったりしますよね。あれは一種の自傷行為ですよね。
ドカ食いするなら丁寧に作られた身体にイイものでってそんな事どん底の時にやってられるかっって思いますよね。でもどうせスナック菓子をドカ食いするという自傷行為をするくらいなら、呼吸をするのも面倒なほどめっちゃくちゃ辛い時に、身体に鞭打ってめっちゃ時間かけて丁寧に精進料理を作る、という行為で自分を痛めつけた方が良いのではないでしょうか。身体に良い自傷行為とでも言いましょうか。
※まじでキツイときは果物がおすすめです。ほとんど水分だし。ファストフードの精進料理ですよ。
サっちゃんを応援しつつ、あたいも頑張ろうって気持ちになれる作品です。夜中にグルメ系の物語を読んでしまうと腹が減る、場合によってはドカ食いしてしまう副作用だけ注意してください。
あ。一つだけ文句。
サチのお寺ご飯に登場する住職が育てている猫ちゃんがいるのですが、マジでモブキャラというか、名前もわからないし本当景色。物語の進行に組み込まれなくても良いけど、もうちょっと猫に注目してほしい!
ドラマ化されてます
サチのお寺ご飯。なんと2017年にドラマ化されています。
観とけば良かったなぁ。観てぇなぁ!観てぇよおっ!と思って探していたらU-nextで観られる事が判明しましたっ。31日間無料なのでとりあえずこの作品が観たいだけだったんですが、安易に入会してしまいました😏
まあ正直原作の方が良いけど、お寺の風景等実写だから余計癒されるなぁってシーンは多々。登場するお寺は品川区内のお寺だそうです。
終わりに
やはり世界に誇る日本の漫画。その力はすごいですね。
あたいはあまり歌の歌詞とか、創作物の中の架空の人物の行動や発言に励まされたり元気づけられたり、そういうタイプじゃないと思ってたのですが。
なんでしょう・・・大人になったって事なんでしょうか。
フィクション作品からもたくさん元気もらってます。