【いじめられてない】学校に行けない行きたくない【理由がわからない】
こんにちは。読んでくれてありがとうございます。
この記事では 学校や会社に行っていない人 行っていなかった人 またはそのご家族と共感したい内容をつづっています
学校に行かない理由 行けない理由 がわからない
この記事を覗いてくれた方。今現在どんな状況でしょうか。
心が乱れているでしょうか。不安でしょうか。もう落ち着いたでしょうか。
先に言っておきます。あなたは大丈夫なので安心してください。
学校や会社に行きたくない人。行きたいんだけど行けない人。行くのあえてやめた人。
心模様は様々だと思います。
皆どのような理由で登校に違和感を覚えるようになるのでしょう。
文部科学省のデータによれば
なんとなく一般的なイメージから考えると意外なのかなと思いますが、小中高校生共に、学校に行っていない原因の50%近くは、児童、生徒本人の無気力・不安によるものだそうです。まあ文部科学省が公開しているデータですので、どこまで正確に児童・学生達の実態を把握できているかはさておき・・・・・。
学校に行かなくなった原因として、本人の無気力・不安の他に、いじめやそれ以外の人間関係、学業不振、家庭環境の問題、転校等が文部科学省のデータでは挙げられていますが、当然この中の複数の原因を同時に抱えている児童、学生だっているでしょうし、本人の無気力・不安のさらにその原因は両親の不仲にあったりと、閉ざされた心の中には複雑に絡み合った感情が渦巻いている事でしょう。
いじめられてないけど学校行きたくないです
まず、結構こういう人っているんじゃないのかなーと思うんですが、根本的に学校、クラスでの生活が合わない人間っているんですよね。
あたいがそうであったように、幼稚園の頃からなんとなーく面白くないんです。クラスが。
なんとなく自分の居場所じゃないような、皆とは笑いのツボが違うような、同じところで笑いたくないような、そんな感覚を小さい頃から抱えている場合があります。
それでたまたま色んな事が重なって、なんとか耐えていた糸が切れた、それがたまたまその時だった。そんな感覚です。学校に行かなくなった理由として、何か特別にでかい強烈な出来事があげられる場合ばかりではないんです。
※もちろんはっきりとした理由があって学校や会社に行かなくなる人もいるでしょう。
ただ1つ言える事は、いじめられていようがいまいが面白くない事を面白いと思え、と言われてもそれはできない相談だという事です。
壊れゆく自尊心
学校に行かなくなる理由やタイミングは人それぞれですが、あたいはそのどなたにも自尊心の欠如が見られるのではないかと思います。というか今思えば、あたいは自尊心を最低限守るために学校に行くことを止めた、そう思います。
根本的にあたいは、他人からどう思われているのか、こういう事を言ったら変か?こういう事をやったら恥ずかしいか?を必要以上に気にしすぎる子供でした。
「不登校 なりやすい子」で検索するとちょっとあたいにはショッキングな文字が沢山・・・甘ったれとか大げさとか見栄っ張りとか色んな事が書かれています。
ただ自意識過剰はもろに大正解。これでは生きたいように生きられません。
人間は一人では生きていけませんから、ある程度他人を不愉快にしないように行動する事は自身の身を守るうえで大切だとは思いますが、人の目ばかり気にしていては何も面白くありません。あたいが子供の頃にもっとこうしておけば良かったなーと一番思うのはココです。
もっと人の目を気にしないで、やりたいことをやりまくれば良かった、バカな子だなぁと思われても毎日自由奔放やればよかった。本当に心からそう思います。
結局、他人にどう思われるかを最重要視しているから、理想と現実の自分との間に隙間ができ、その隙間が大きくなりすぎて、社会とかかわる事自体を止めたのだと思います。
【不登校】気楽でいる事は難しい【父親母親】
学校や会社に行くことを止めてしまった本人。またはその家族にとって、気楽でいる事はとても難しい事だと思います。あたいもそうでした。中学校に行っていない間は一言で言うと地獄のような昼夜逆転生活を送っていましたし
親も学校に行かなくなったあたいを見て、面白いくらいに狼狽えていました。
笑っちゃいけないけど、今思うと本当に落ち着け親・・・
と言ってやりたくなります。
落ち着いてなんかいられるかっという親御さんの気持ちは理解できるのですが、やはりいかなる状況においても親が狼狽えている姿というのは子供を不安にさせるものです。
社会に関わる事を止め、不安でいっぱいの気持ちに拍車がかかります。
あたいは親が狼狽えれば狼狽えるほど子供は追い詰められると思っています。
まあそれでも大丈夫
学校や会社に行けなくなって不良化したり、引きこもりを経験する人は決して少なくありません。再び元の学校や会社に戻る事ができる人もいれば、あたいのように中学には戻らず、別の形で社会に復帰する人もいます。引きこもりが長期化してしまう人もいます。
しかし今がどの段階でも人生詰んだって事はないです。
あたいが中学校に行く事を止めた時、父親(父トン)は無職で、電話回線は料金未払いで止められていました。同居の祖父(じじ
トン)が視力障碍者かつ重度の喘息持ちだったため、国からの配慮で料金未払いでも電気だけは供給される、そんな生活をしていました。
でも今あたいはただの社会人やってます。
あーあ、全然大丈夫だったわ、あんなに不安になる事なかったなぁって思います。
人並みの悩みはあるものの、まあ楽しく暮らしています。
あたいの母(母トン)が、よく悩みを抱える主婦仲間から聞かれる事があるそうです。京ちゃん(あたい)、中学校行ってなくて、引きこもりも経験して、そこからどうやって立ち直ったの?!!と。それはそれは興味津々に。
母は子供が勝手にやった事だからと。まあいつも返答に困るそうなんですが。
そりゃそうだと思います。
あたいにも良くわかっていないのですから。
でもなにも難しい事はしていません。いきなり飛躍はできません。
今日できる事をやった。それだけです。今日できる事がない日は何もしませんでした。
過度なプライドを捨て、他人の目を気にしすぎる事を徐々に辞めていきました。
親が無職でも借金取りが怖くてもちょくちょく引きこもっちゃっても大丈夫だったから、きっとこれからも大丈夫かも。
今はそんなふうに思っています。
何もできない日があっても大丈夫。
2022年10月
2024年1月加筆修正