ブログ引っ越しました
新ブログは以下になります。旧記事(このページ)もしばらく残しますが
今後の更新は新ブログで行いますのでどうぞよろしくお願いします。
【こんなところが嫌だった】フリースクール中退の思い出【向いてる?向いてない?】
来てくれてありがとうございます。
このページではあたいがフリースクールに通ってみて、ここが嫌だった!という所を愚痴っぽく記しておこうと思います。そもそも、不登校だからってフリースクール等の対応が必要かどうかについても考えてみました。フリースクールに関して、同じような経験をされた方と共感したい内容ですが、今フリースクールへの通学を検討されている方の参考にもなれば嬉しいです。しかし、あたいが不登校だった頃と今現在では、フリースクールの数も違いますし、一口にフリースクールといってもその施設によって方針は様々ですので、あたいの愚痴だけを読んで、やっぱりフリースクールに通うのは止めよう!と判断してしまう事のないようにお願いします。どんな場所でも結局は自分が通ってみないと解りませんので、何事も経験。興味があるのならまずは通ってみる事をおススメしますよ。嫌ならまた辞めりゃあ良いんですから。結論だけ読みたい方目次ご利用下さい。
自らフリースクールを望み自ら退所した話
自分の意志でフリースクールに通ってみる事にしたよ
学校へ行っていない方へ。毎日不安でしょうか、それなりに楽しんでいるでしょうか、居場所はあるでしょうか。まず、不登校が原因で人生詰んでしまったりしないので、それだけは覚えておいて下さい。
さて、学校に行かなくなって(場合によっては行けなくなって)、その状況をすんなりご家族が受け入れてくれて、比較的スムーズに次の段階に移行できる方もいらっしゃるのでしょうが、あたいの場合、もちろん両親(母トンと父トン)は不登校を受け入れてくれず、しまいにはいとこまで説教しにやってきて、あたいはあたいで不安なもんだから、放課後登校だの、週一登校だの、この授業だけは~だの、最後の悪あがきをしていましたよ。
そしてその状況に自分が耐えられなくなり、もう何が何でも行かない宣言をし、完全不登校になったわけですが、その後意外にもフリースクールへの通学は自分自身で決めました。
親に勧められたわけではなく。
【どんな感じ?】フリースクールのここが嫌【どんなところ?】
※あたいが通ったフリースクールに対するただのあたいの感想です。
全体的に胡散臭い
全体的に嘘臭くて、所長と呼ばれるおじさん(おじいさんに近い)や担任のご婦人、おそらくお二人とも定年退職後の元教師の方が担当されているようでしたが、入所初日に行われたカウンセリングから、通常のフリースクール生活の中においても、あたいにかけてくれる言葉とか、対応の仕方とか含めてこちらが心を開けるような雰囲気じゃないんですね。
”道を外れた子に優しく接する私たち”感がすさまじいんです。
今では大人側の事情も理解はできますし、フリースクール運営だって綺麗事では済まされないんだろうとは思いますが、そもそも不登校の子供は大人や人間自体に不信感を抱いていたり、自尊心が欠如していたりする子もいますので、その状態を悪化させるような事があっては本末転倒。全く意味が無いですよね。雰囲気作りにもう少し配慮があっても良かったと思います。
高校に進学させようとしてくる
別の記事でも書きましたが、あたいは中学校2年生から完全に不登校で高校への進学は希望していませんでしたし、それをスクール側にも伝えていました。でも所長は小学校、中学校と不登校だった子も、我がフリースクールに来れば皆高校へ進学しますよ。と言いたいんだろうなという雰囲気が凄いんです。入所した子の高校進学率でスクールの評価が変わったりするんですかね?それとも単純に所長の承認欲求?かどうかあたいは知りませんけど、あたいは自分の気持ちを完全に無視されていたわけですので、不信感大爆発です。
じゃなくてもやさぐれてるのにさーこっちは
何をしていても良い=何もしなくても良い
これはスクールのせいじゃないんですがね、友達が出来なかったんですよね🥲
あたいはべつに友達とかいらねーし、的な態度を取りつつも実は内心寂しくて似たような境遇のお友達出来ないかなーなんて淡い期待をしていたので、少し残念でした。元々同じ中学校で同じく不登校の”なみちゃん”とフリースクールに通い始めましたが”なみちゃん”とは境遇が似ているわけではなかったですし、彼女がスクールに来なかった日は、登校して、担任に挨拶して、1人で音楽聞いて、1人で歌詞カード作って、1人で帰る、1日誰とも口を効かずに・・・・・
フリースクールにも色々あって、引きこもり等から脱却させるための更生施設のような場所もありますが、多くのフリースクールはもっと自由で、登校時間や時間割すらない施設もあります。あたいが通っていたところはそんなところでした。あたいは学校に通う事が苦痛で不登校になっているわけですから、授業や時間割が無い事自体は良かったのですが、あまりにも何やってても良い、何もしなくてもいい、なんにもないなんにもないなんにもなさ過ぎて存在意義が解らなくなりました。
【不登校】【フリースクール?】学校に行く事をやめたら【家庭教師?】【登校拒否】
ただ学校に行かないだけじゃダメなの?
今学校に行っていない皆さんのご家族はどうでしょうか?
出られる授業だけで良いからできる限り学校に行くように言ってきたり、フリースクールやら家庭教師やらを勧められたりしていますか?もしかしたら親御さんも腫れ物に触るような気持ちで、あーでもないこーでもないと不安な毎日かも知れませんね。
殆どの親は自分の子供は学校に行っていなくても大丈夫!学校が合わないだけでちゃんと立派な大人になれる!とは信じる事ができないので右往左往するものです。仕方のない事です。
親御さんとの関係がギクシャクしていないと良いのですが、子供が不登校になってそれが原因で病んでいる親御さんもいますよね。そういう雰囲気をあたいたち子供はよく察知しますから、結構キツイですよね。子供の不登校が原因で、両親まで不仲になるパターンまでありますよね。きっついわ。この家の雰囲気がめちゃくちゃになったのは自分のせいだな、と自分を責めてみたり、でもそもそもこういう状況になったのは親のせいだ、などと今度は親を責めてみたり。
ただ絶対に言えるのは不登校だろうが何だろうが、親の不機嫌、親の不安、両親の不仲、それらは全て親の問題であってあなた(子供)の問題ではないという事です。自分のせいだなどと考える必要はありません。
とはいえ、以前別の記事で登場した”たるちゃん親子”のように、不登校にこれっぽっちも不安を感じていないような親子は稀でしょうね。皆さん多かれ少なかれ親子共々不安を共有し、喧嘩したり仲直りしたり口きかなくなったり仲直りしたりしながら不登校生活を送っている事でしょう。子供の頃の感情で書いてしまうと、学校に行かないくらいで不幸のどん底みたいな顔されると子供はもっと不安になるし・・・普通じゃない子供は受け入れられないか?あんたが生んだ子供だろ。と言いたいところだけど、今となっては狼狽える親の気持ちも理解できます。
↓不登校を全く不安がっていない”たるちゃん親子”の話↓

放置しておいた方が良い場合
※始めに。誤解を招きそうな言葉を使いますので、ここでは不登校の子供は放っておけばいいんだと言っているわけではない事を特筆しておきます。
これは過ぎた事だから言える話で、しかもあたいがそうだったってだけで他の皆さんには当てはまらない事かもしれないのですが、こういうケースもある事を知っておいてもらいたいのです。あたいは中学校に行っていませんでしたが、結果的にフリースクールも家庭教師も心療内科もカウンセラーも必要ありませんでした。フリースクールは自発的に通いましたが、長く通う事はなく退所。母トンと父トンはあたいが学校へ行かなくなった頃、かなり狼狽えていましたし、学校へ行けないなんて・・・・・!と聞きたくない言葉、言ってはいけない言葉も発しました。復学するようにかなりの圧力をかけてきましたし、フリースクールに通いたいとあたいが伝えるともちろんせっせと手続きをしてくれましたが、なんとそれ以外、誰にも、カウンセラーとか、市役所の人とか、心療内科とかにいっっっさい、本当に誰にも相談する事はありませんでした。
時が経って、あたいは社会人となり、学び直し専門の無料塾でボランティア講師をしている時の事です。不登校の子供を入塾させたい親御さんが藁にもすがるような表情で相談して下さるんです。病気なんじゃないかって心療内科にも行ったし、カウンセラーにも相談してると。あたいも不登校だったんですよ、と伝えると驚いたような安堵されたような表情になる親御さんもいらっしゃいました。
それであたい母トンに聞いたんですよ、大人になってから。
って。そうしたら母トンは「自分の子供の事を親が解決できないのに他の誰かが解決できるとは思わなかった」と言っていました。
どんな世界にも専門家っていますので、あたいは時に専門家に頼る事は必要な事だと思います。親は保護責任者であって、育児の専門家ではないし、ましてや教育の専門家でもなければ不登校の専門家でもありません。しかしながら今思えば、あたいが紆余曲折しながらも働き始めて今もまあ元気にやっていられるのは、あの時放置されたからだろうと思う事があるのも事実です。
余談ですがあたいの知り合いに、本当にあたいと似た状況で中学校不登校だった知り合いの男性がいます。R君といいます。R君の実家も我が実家と同じように自営業でした。ただ両親の性質だけが全く違いました。我が母トンと父トンは「学校も行けないやつが社会で通用するわけない!ドアホ!!!!学校行け!!!もう知らんぞ!!!」そしてあたいを放置・・・。というタイプだったのに対し、R君の両親は、とても過保護に社会からR君を守るようにフォローしました。
そしてあたいもR君も高校へは進学しなかったのですが、R君はアルバイトする事も就活する事もありませんでした。R君の父さんは自分の会社でR君を雇い、形だけR君も社会人になったのですが、結局いつかはこういう日が来ますよね、お父さんが高齢のため仕事を引退すると、R君は後を継いで会社を切り盛りする事ができずに閉業し、彼は今女のヒモをやっています。
R君が中学校を卒業した時に、親御さんが手取り足取りやってあげずに、我が両親のように「もう知らんぞ!!!」と早い段階で放置していたらどのようになっていたかはわかりません。もっと良くない結果になっていたかも知れません。ただ少なくとも職場を与えてもらう前に、1度くらい自力でバイトしてみれば良かったのに、とあたいは思います。このあたいとR君の例はとても極端で、この場合を皆さんの人生に置き換えて考える必要は全くありませんが、行きたくない、あれしたくない、これしたくない、働きたくない、を両親が全て受け止めてくれる場合でも、どこかで一回決別が必要になる事を覚えておいてね。学校行けなくてもいいし、辛かったら辞めても良いから16歳になったらアルバイトは挑戦してみよう。20歳になったら酒も飲めるんだぞ。
何かしらの対応に効果がある場合
フリースクールの価値
学校に行っていないあなたに復学したい気持ちがあるなら、フリースク―ルは一度検討してみても良いと思います。対応が必要な子とそうでない子、フリースクールに向いている子とそうでない子、と便宜上題材にしてしまったりするのですが実際には人間の性質を2種類に分ける事なんてできませんし、顔が全員違うように適した環境も全員違うわけですが、今は学校が苦痛だけど復学したい気持ちがあるのであれば、模擬教室のような気持ちでフリースクールに顔を出してみても良いでしょう。あたいがフリースクールに向いていなかったのは、結局のところ復学を全く望んでいなかったから、学校に1ミリも行きたくないのに、教室のようなところへ行く習慣なんて身につくはずがなかったんです。そこが居心地のいい場所になるはずがなかった。今思えば、あたいにとってフリースクールに通おうと決めた事は放課後登校などの悪あがきと同じ属性の行動だったと感じています。不安を紛らわすためにそういう行動をとっていたんだなと。で結局失敗した。
今は学校に行けないけど、行きたい気持ちはあるんだという場合に初めて、フリースクールの価値が出てくると思います。
心療内科やカウンセラー
母トンは連れて行ってくれなかったけど、心療内科を受診したり、カウンセリングを受けたりする子も多いですよね。内科で起立性調節障害と診断される子も最近では珍しくないようですが、これはあたいが登校拒否していた頃には世の中に無かった診断名です。医学は日進月歩で日々研究が進んでいますので、あなた自身が受診に抵抗が無く、不登校に伴って倦怠感や不安感、虚無感、体の不調があるなら受診してみても良いでしょうね。
ただ、あたいが懸念しているのは人って嘘をつく能力があるよねって事なんです。
あたいは放置されていたので病院には行きませんでしたが、フリースクールの初日に行われたカウンセリングでもそうであったように、質疑応答で嘘をつくんですよ、大人に対して。
カウンセラーの方や心療内科の先生に聞かれても同じように嘘をついただろうなと思います。いじめられている子も親にその事をかくしたりするケースがあるようにですね、あたいも「最近何か辛い事はありましたか?」と聞かれても「特にありません・・・」と答えてましたよ。
なんて正直に話せるわきゃーありゃーせんよ。不登校の子はプライドが高い傾向にあるなんていうデータもあります。嫌な事、辛い事、逃げ出したい事、なんでも大人に正直に話せないことだってありますよね。そういう意味で今あなたがどこか医療機関を受診するとしても、親以外の大人と質疑応答する事になって、より自分が追い詰められるような事が無いようにね。こういう事が嫌ですよ、辛いですよと正直に話してみるのも有りですよ。
↓大学生の不登校の話ですが、カウンセリングのおかげで自体が好転した方もいます↓

家庭教師や通信教育
これはまああたいがここで話すまでもありませんね。学校へは行きたくないけど勉強はしている、という子はもう勝手にやってますよね。やらない子は親が何言ったってやらないよね。あたいも学校に行っていない時はまっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっったく勉強していませんでした。
任天堂とインターネットと音楽の勉強をして昼夜逆転生活をしていましたよ。
でも学びたいなーと思った時には今更なんて思わないで絶対に始めてみよう。
これあたいのお友達の話なんで、笑い話として書いてしまうんですが、そのお友達は小中高校と皆勤賞、1日も休んだ事がなくて成績は常にビリだったんだって🤣
とまあそんなわけで、学校に行っていても全く勉強できない人もいますし、そんなお友達も今はとあるお店の副店長をやっていますからね。学校へ行っていなかろうが、勉強が壊滅的に出来なかろうが問題なく社会人になれますし、どれだけ勉強をやらずにきてももっとできない人もたくさんいるので、始めたくなったら必ず始めてみましょう。
本当にうらやましいなぁと思うのは今はオンラインの講座が充実している事です、まああたいも一応まだ大学生ですから、YouTubeで経済や簿記の解説動画を観たりしますよ。
無料だしめちゃくちゃ助かるわ。オンラインの家庭教師は値段もお手頃価格の所が多くて、あたいも英会話とか習ってみようかな?
2023年11月
↓フリースクールのやばい思い出↓

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