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【高校・大学】通信制という選択【メリット・デメリット】

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新ブログは以下になります。旧記事(このページ)もしばらく残しますが
今後の更新は新ブログで行いますのでどうぞよろしくお願いします。

【高校・大学】通信制という選択【メリット・デメリット】

来てくれてありがとうございます。

 

通信制の高校や大学。不登校・引きこもり・貧困等の状態にあるご本人、又は親御さんが1度は考えた事のある選択肢だと思います。この記事では通信制高校・大学という選択肢について、不登校・引きこもり・貧困等の当事者の方達や、通常の学校合わないかも、逃げ出したいなーって思っている方と共有したいあたいの考えを綴っています。目次ご利用ください。

【通信制】何故その選択肢か【高校・大学】

あたいがフリーター時代アルバイトしていたスーパーでこんな事がありました。
そのスーパーに新たにバイト仲間が入ってきた時の話です、その新人さんは高校生でしたが、在籍しているのは通信制の高校だから、昼も入ってくれるんだって!。
その話を店長から聞かされたバイト仲間の大学生が「何か事情があるんですね」と言ったんです。

あたい
あたい
じ、事情・・・

まあ何てことない会話なのですが「通信制」の単語だけで何か事情があると解釈される事もあるんだなぁと思ったので、印象に残っていたんです。

あたい
あたい
あたいなんて事情だらけよ

実際にその新人アルバイトの高校生に何か事情があったかどうかは知りませんが、通信制の高校に通っているからといって何か特別な”事情”があるとは限りません。ただ、通信制への進学を検討した事が無い方からすると、通信制の高校、大学は何か事情のある方が通う場所、という印象になるのかもしれませんね。

通信制という学び方が自分に合っていると思ったら進学を考えてみれば良いと思いますし、実際「自分に合っているから」そんな付加物の無い理由で通信制の選択をする方は多くいらっしゃいます。一方であたいのように貧困等、イワユル”事情”のある方ももちろんいらっしゃるでしょう。※あたいの場合中卒で働き始めた後に進学したのは定時制の高校ですが

小・中学校時期に不登校や引きこもりを経験した方、現在全日制の高校に在籍していて、苦しさを感じている方、又はその親御さんなら1度は通信制の単語で検索した事があるのではないでしょうか。
小・中学校・高校に行きたくない、行けない、と言ってもやっぱり先の事を考えて不安になりますよね。このままでいいなんて(当時の)あたいだって思っちゃいませんよ。
通信制だったら通えるかな?やっぱり無理かな?定時制や単位制がいいかな?
イヤイヤっ、やっぱりどこにも通いたくない!とにかく将来が不安だ!!!
逃げ出したい、一生大人になりたくない、そんな葛藤でいっぱいですよね。

【不登校から】ここも無理だったらどうしよう?と心配なあなたへ【通信制 高校・大学】

今不登校・学校が辛い・引きこもりのあなた。
知らない顔したいけど、先の事を考えるとどうにも不安になりますよね。
小学校不登校なら中学校から、中学校不登校なら高校からは通えるようになるかな?等、ご自身も不安だと思いますし、周囲からのプレッシャーもあるかもしれません。
全日制は無理かな?でも通信制や定時制(単位制)の学校に進学して、そこもまた通えなかったらどうしよう・・・などと言う怖さ、不安に襲われる事があるかもしれません。
今全日制の高校に既に通われていて、辛さを感じて通信制への編入を考えている方も同じような不安を感じるのではないでしょうか。

あたい
あたい
あたいの結論

大丈夫。通えなかったら通えなかったで辞めちまえばいいんです。
親が一瞬悲しい顔するかも知れないし。怒るかもしれない。
でもこれはあなたの人生だ。

できれば全日制に進学したいな、そう思うのであれば進学してみましょう。
勉強して来なかったから偏差値的に厳しいかな?と思っても、とりあえず勉強を開始するきっかけにしましょう。行ってみて無理だったら辞めりゃあ良いんです。そこから通信制や単位制の高校へ転入のような形をとっても良いですし、もうこりごりだと思えば高卒認定取って大学や専門学校をいきなり目指す事だってできます。中卒のまま働いてみたって全然良いんですよ。
中卒で働いて、気が向いたら学び直すこともできる。
その時一回の判断で人生が決まってしまうわけはないんです。

よく学校も行けないんじゃ仕事なんて到底できないよ、とか高校くらいは出ておかないと・・・とか、通信制に編入したら人生終わりじゃない?とか言う人がいらっしゃいますが、そういう人たちは多くの場合経験がないんですよ。だから怖いんです。不登校で、中卒で、通信制卒業で、そうやって生きた事がないから、未経験だから恐怖なんでしょう。人は正体の知れないものに恐怖心を抱くものでしょ。
でも実際にはどうでしょうか、不登校を経て、中卒や通信制高校(大学)卒業して問題なく生きていらっしゃる方は大勢いますよ。逆に言えば全日制の高校、大学と卒業したからって問題だらけの人もいるわけです。

世の中には小中高、淡々と卒業する事が普通で、普通じゃない事は良くない事、という空気が漂う場面があるので、若い人はどんどん不安になっちゃうんですが、別に通信制の高校すら通えなくて辞めてしまったからって人生終了したりしませんよ。

 

あたい
あたい
ひとつあたいの思い出話をさせて下さい

あたいは不登校を経て、学校には戻らず中学卒業とほぼ同時にバイトを始めました。市内にあるうどん屋で店舗業務全般のお仕事です。そのうどん屋は、あたいの努力の甲斐もなく経営難で閉店してしまうのですが、それまで2年間お世話になりました。
当時のあたいには2年間、というか事業所が閉鎖するまで、こちらからは辞めなかった、という事がかなり自分の自信になっていたんです。

あたい
あたい
辞めたいと思った事は100回くらいあったけど。何とか続けられたよ。

周りの学生バイトや、パートさん、結構数か月で辞めてしまう人も多かったので、そんな中であたいは辞めなかった。不登校時期、学校も行けないんじゃ仕事なんてできるわけない、と言ってきた人たちを見返してやった気にもなってました。

しかし、です。そのうどん屋が閉店してしまい、即座に次のアルバイトを始めたのですが、詳しくはいつかnoteに黒歴史を載せる予定ですが、人生2つ目のアルバイトは派遣バイトでとにかく最悪の職場だったんです。

【引きこもり】きつかった派遣バイト3選 【社会復帰】気軽に始められそうな日雇いバイト 単発バイト 派遣バイト 楽しい経験もできたけどめっちゃ辛いのもあった。あたいがやってきつかった派遣バイト3つを元引きこもりの視点で紹介。...

↑この記事のきつかったバイト第一位の職場の事なのですが。
4日しか出勤しないで辞めました。

暴力まであったので、辞めて当然なわけですが、当時のあたいは仕事を続けられる事で自信を得ていたわけですから、まさか自分が4日でバイトを止めてしまうなんて・・・・・
完全に自信喪失。やっぱり自分って社会に通用しないんだな、これからどうしようって
。夜バイクに乗りながら涙が止まらなかった事を今でも覚えています。

あたい
あたい
夜風が目に染みたよ

しかしその後いくつものアルバイトを、時には掛け持ちで経験して納得しました。

なーんだ。辞めてよかったんだって。あんなに落ち込む事なかったなぁって。
合わないな、と思ったら即辞めが正解。続くところは続きます、合わなかったら初日で辞めたって良いんです。そんな事で自分の人生がめちゃくちゃになったりしません。学校だって同じです。

辞める事が悪い事って洗脳されていたんですよ。

前述の4日で辞めたバイトだって、どう考えたって叩く方が問題でしょ?
そんなところで石の上にも~とかやってたらそっちの方がよっぽど人生に悪影響ですよ。

とまあ長くなりましたが、仮に違法行為が無かったとしても、どうしても自分に合わないところに長く居たところで合うようにはなりませんので、とっとと辞めて次行きましょう。大切なのは腐らない事です。あーあ、この学校は合わなかったんだな、と思ってまた別の選択肢を視野に入れる機会にしましょう。

退学を推奨するつもりは全くありません。学校も仕事も続けられるのならそれが一番です。でもこの学校も通えなかったらどうしよう・・・と不安で入学を躊躇するくらいなら、合わなかったら辞めりゃいいんだからという感覚で1歩踏み出す行為を応援しています。

 

【通信制】どうやって選ぶ?メリットから考える【高校・大学】

通信制の学校に進学する事のメリットは人によって様々。
毎日学校に行かなくていい、人間関係の構築が苦手でもなんとかなる。
そして、通常教室に拘束されている時間を自分の好きなように使う事ができますね。
あたいの場合進学したのは定時制の高校ですが、なぜ定時制にしたかと言うと実家が貧乏だったので、学費が安くて仕事をしながら通える学校という事で、公立の定時制高校にしました。仕事の後バイクで高校まで通っていたのですが、職場から高校までの道のりが大好きだったからってのも理由の一つです。

このようにボッチが好きな人はどれだけボッチでいられるかがメリットになりますし、あたいのように貧乏であれば学費が安い事、仕事を続けられる事がメリットになります。
何か学びたいものが決まっていればその科目がきちんと学べる、という事がメリットになります。一番自分にメリットになる事を念頭に置いて、脳内シミュレーションしてみて下さい。注意点としては、通信制と言えどもスクーリングやら試験やらで登校しなければならない日があると思いますので、その最低限登校しなければならない日数と、登校する場合の面倒くささや交通費をきちんと考慮する事です。

あ!学費が安い!
あ!音楽が学べる!
だけで飛びついちゃうと、実際登校日がやってきた時に面倒くさすぎて行かなくなるパターンや、意外と交通費がかさむ、等が考えられます。



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【通信制】デメリットはある?【高校・大学】

就職と学歴

通信制の高校、大学に進学する事で生じる心配事でよく話に上がるのは、全日制の学校に比べて就職先に影響しないの?というものです。あたいは思います。

あたい
あたい
そりゃ影響するでしょう

これは出身高校・大学が通信制だったら素敵な会社には就職できません、という意味では全くありません。全然違います。学歴の1つ(出身校の偏差値)として、考慮の対象になるでしょうね、という意味です。

さらにあたいは思うのですが、なんでいま全日制じゃなくて、通信制の高校・大学を検討している人間が就職先の事を心配しているんですか?通えるんだったら全日制通った方が良いですよ。全日制に通えない、通いたくない、通えるか不安だから通信制への進学を考えているんですよね?だったらまずできる事をやってみましょうよ。
全日制はキツイ、でも就職先に影響すると嫌だから通信制には通いたくない、なんてやってたら心ぶっ壊れますよ。就職先より健康の方が大切です。そして、どんな大学出たって希望の職場で働けるかどうかなんて、そもそも保証されていないんですから。
通信制かどうかは関係ないです。



多数派でない事

多数派でない事。これはメリットもたくさんある事を前提に。
このページの一番初めにも書いたように、他人と違う選択をしている、と言うだけで色眼鏡で見てくる人は一定数います。悪い事でも何でもない、堂々としていれば良いんだと頭では理解していても、自分が多数派に所属していない事で苦しんでいる人は多いかもしれません。

また経験談になってしまうのですが、あたいが16歳で働き始めた頃、あたいにとって自分が少数派である事は、それなりに心に重くのしかかる問題でした。
朝、9時出勤でしたので8時過ぎくらいでしょうか、バイクにまたがって家を出ます。そうすると職場までの道のり、なんともキャッキャキャッキャと楽しそうな高校生達が歩道を埋め尽くしているんです。あたいの場合根っから学校嫌いで、高校に進学するのが嫌で、自らの意思でフリーターになったのに、それでもこういう場面ではなんとも言葉にし難い気持ちになったものです。

あたい
あたい
こういう気持ちになるのって、世の中全体の何%の人なんだろう・・・

なんて事をバイクの上でぼーっと。

もしかしたら、不登校、引きこもりの状態にある時や、通信制の高校・大学へ進学した後も、自分から見て多数派に属する人たちが楽しそうにしている姿が目に入ってくると、どうにも複雑な気持ちになるかもしれません。でも大丈夫。
今のあたいがそうであるように

あたい
あたい
あー、あんときゃそうだったなぁ・・・

くらいのただの思い出になりますから。
これはあたいだけかもしれませんが、社会人学生4年目ともなった今ではちょっと少数派というか、他人と違う方が面白いな、とすら思いますよ。

あたい
あたい
普通なんて幻想さ

だからこれを読んでくれたあなた、もしまだあなたが若くて、今の自分自身が、あるいは自分が選択した道が、たとえ少数派に属するものであっても、時には不安な気持ちになっても、どうか心まで折れる事の無いように。あなたは何も悪い事はしていません。

 

【余談】やっぱりあたいは「高認」推奨

ここからは、いやいや高認なんかいらねーよ、高校行きたいんだよという方、あるいは通信制の大学を検討していて、高卒資格は既にお持ち、という方はどうぞ無視してください。

もし、あなたが今小学校や中学校、高校に行けない状態であったり、ご家族の貧困等の問題で全日制の高校は無理かな?と考えているのなら、このページではずっと通信制の高校・大学についてお話をしてきましたが「高卒認定」という選択肢がある事もどうか頭の片隅に置いておいてください。学校どこにも行けなくても、そういう制度もあるんだなーって。

あたい
あたい
覚えておいてね
独学?通学?一緒に頑張ろうよ|高卒認定試験|おすすめ勉強法この記事ではあたいが高卒認定を取得した経験を基に、これから高卒認定を取得される方に向けて、おススメの高認取得方法を偉そうに書き連ねています。前置きいらない方 高卒認定 独学でもいけるよ・・・からお読み下さい。...


2023年6月

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