【怖い】人目が気になるあたいたち【克服できる？】

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【原因は？】人目が気になる・外出が怖い

あなたは人目が気になるタイプですか？
最近SNSで「人目が気になって人生が楽しくない」「どうしたら人目を気にせずに生きていけるか」という悩みを目にすることが立て続けにありました。人目が気になって仕方ないという人の気持ち、あたいにもよく理解できます。子供の頃から、成人するまで、特に小中学生の頃は自意識過剰の権化のような存在でしたからあたいは。

他人からどう思われているか、本当の本当に全く考えていない人はほぼいないと思います。赤ちゃんの時はわかりませんが、物心ついた時にはすでに、他人の視線や考えを多少なりとも気にしてあたいたちは生きてきました。しかし、それが人として生きる以上これくらいは当たり前だというレベルを超えて、苦しみを感じるほどに人目が気になってしまうのにはどんな原因があるのでしょうか。

自分に自信が無い

やはり根底には自分自身や、自分の行動への自信の無さがあるでしょう。これはあたいの体験談ですが、例えば自分の着ている服がダサいのかダサくないのか、さっぱりわからないので、他人の顔色を伺って、変な顔されなければ「ああ大丈夫なのかな」、じろじろ見られたら「ダセーのかな？」、わあそのシャツ可愛いね！と言われたら「ああよかったこのシャツは可愛いのか」と自分のセンスに自信が無いので、完全にジャッジを他人にゆだねてしまうんですね。無論、いつ誰がどんな服を着ようが、その人の勝手、自由である事は頭では理解しているのですが、やっぱり他人に変な服着てると思われたくなくて、こういった思考に陥っていた事がありました。

不登校・無職・引きこもり

これもあたいの体験談ですが、皆が学校や会社に行っているべき時間帯に町を歩く時はやっぱり人目が気になりました。これも単純に、学校を休んでなーにプラプラ遊んでるんだ、と思われるのが怖いだけではなくて、自分の立場と言うか、無力さ、不甲斐なさがバレそうで怖い、そんな気分でした。そしてそれとは別に、しばらく引きこもったりすると、単純に外界への耐性が無くなり、通常の何倍も勇気を振り絞ってドアを開けなければならない日もありました。

過去に何かあった

【例1】過去に巻き込まれた人間関係のトラブルによって、その事とは関係のないそこら辺の道を歩く人からも架空の敵意を感じてしまったり、見られているのではないかと怖くなってしまう事があります。
【例2】外出時に事故や変な人に絡まれる等の不運に見舞われてしまうと、しばらくの間知らない人とすれ違うだけでもとても怖くなってしまいます。見られているどころか何かされるんじゃないかと思ってしまう事もあります。あたいも体験した事があり、こればっかりは本当についてなかったとしか言いようがないのですが、時薬が効いてくるのを待つか、程度がひどい場合は心療内科の受診も考えてみましょう。

自分で思っているほど他人は自分を見ていないって？本当？

あたいはこうやって考えるよ

例えば道を歩いていて、すれ違った高校生2人組が楽しそうに笑っていた、そんな時ふと

なんて考えたりする事が未だにあります。

でもその事で大きく傷ついたり、もう外出したくない！！という気持ちになる事は今は無いです。

よく人目が気になって辛い、という相談に対して、人はそんなに他人の事見てないよっていう返答をする人がいますが、あたいはそれは人によるだろうと思います。
自意識過剰でコンプレックスが多い人間ほど、他人の顔、体格、髪型、化粧、持っている物、アクセサリー、連れている恋人や仲間のスペックまで気にしているものではないでしょうか。

ですので『人目が気になって辛い』という相談に対して、あたいは「人はそんなにあなたの事をみてない」とは言わないようにしています。

あたいはどう考えているかと言うと。
道行く人の目が気になります。あ、2人組の高校生が笑いながら歩いています。

という精神状態になってしまったとします。でも落ち着いて心の中ででっかい声でこう言います。

いやもう正にこれなんですよ。実際に高校生があたいの事を笑ったのか、そうでないのか、全部あたいの被害妄想かなんてどうでも良いんです。確かめようもないし。でもね、例えばその高校生が本当にあたいの事を笑ったんだとして『何あの服ーｗださーいｗｗｗ』って思われていたんだとしてもあたいの生活に何一つ支障が無い事に冷静に気が付きます。
こう考えてます。本当に。

誰に嫌われたら困るのか。誰に嫌われても困らないのか、はっきりさせる訓練を普段からしています。自分の大切な人が不快になるような行いは避けたいですが、自分の人生に何の影響もない人にどう思われても知ったこっちゃねーよ、と思っています。

なので『人の目が気になる』への対処法は「見られてないよ」じゃなくて「見られてても笑われてもあなたの人生に1ミリの損害もない事に気が付いて」です。

心がマジで疲れちゃったら

人目が気になってしまう原因の所でお話したようなトラブルや事故に巻きこまれてしまった直後等、あたいの対処法を以てしても外出時には心臓がバクバクしてしまう事もあると思います。あたいもそういう時がありました。引きこもる事が許される状況なら引きこもって心を休めるのも良し。どうしても外出しなければならないとか、怖いけど外出してみようという気持ちになったらあたいはこうしていました。

呪文を決めておく

なんか変なパワー的なものに頼るという事じゃないですよ。なんでも良いんですが、自分が日常生活の平常心の時に考えそうなこと、例えば「明日はなんの本を読もうかな」という一文を決めておきます。そして外出中、人目が気になる、怖いな、と感じたらすぐさま「明日はなんの本を読もうかな」と心の中で唱えてなんの本を読もうか考えます。またすぐに人目が怖い！と感じたら「明日はなんの本を読もうかな」とまあこんな感じです。状況が許せば声に出しても良いです。
呪文の内容も「明日は何をしようかな」でも「次はなんのゲームをやろうかな」でも何でも良いです。大切な事は『人目が気になる』状態を心の中で検知したらすぐさまそれをスイッチとして『明日はなんの本を読むか考える』を発動する事です。
Aが起きたらBという感じで脳に癖をつけてもらいます。

お守りを持っておく

これはあたいが小学生の頃にしていた事なのですが。低学年の頃若干いじめの対象になった事があり

その時、登下校の道のりが怖くて怖くて、指人形のついた手袋をお守りにしていました。この子らはあたいの味方、大丈夫と手袋を握りしめると少し勇気が出ました。
ちょうどこんなやつ↓ですｗ大人の方であれば何か拳の中に握りしめられるサイズの物でお守りを決めておくと良いですよ。心拍数上がりそうになったらお守りがある、大丈夫と唱えてそれを握りしめたり手の中で転がします。

ちょっと人目を避けて歩きたいときはこれ

もう煩わしいので自分の視界に他人が映らないようにしようっ。こういう日は今でもあります。人目が怖い、人目が気になる、だけでなくなんとなく知り合いに会いたくないなぁって時とか、化粧するのも面倒だなぁ、という時にもこの手のがっつり顔が隠れる帽子をかぶります。日焼け止め塗るの面倒すぎる時もこれ。

以上あたいが「人目が気になって外出が苦痛」な時に行っていた対処法と使用していたグッズでした。
少しでもあたいの経験がどなたかの１歩につながったら嬉しいです。

2024年2月